交通事故・後遺障害等の解決事例集
2025年09月05日

相手方の主張を排斥し、短期間で賠償金額を2倍以上に増額

  • 神奈川県
  • 男性
  • 60代
  • 無職
最終示談金額
1200万円
後遺障害等級
9級10号

事故の状況

Aさんは自転車で走行中本件事故にあい、下半身を骨折する等の大けがを負ってしまいました。また、これによって下半身に慢性的な痺れ等の症状を残すこととなってしまいました。
傷病名:

ご依頼内容

Aさんは本件事故によって下半身に慢性的な痺れを残すことになってしまい、後遺障害9級という等級を取得するに至りました。しかし、保険会社はAさんの障害結果は事故によるものではなく、病院の医療ミスによるものなので本来保険会社には支払い義務はないものであるとし、低額な賠償額を提示してくるのみでした。

Aさんとしても不当に高額な賠償請求をしたいとは思っていませんでしたが、事故によって生じた障害結果であることは明らかであり、適切な賠償はしてほしいと考えていました。

ベリーベスト法律事務所の対応とその結果

本件において、Aさんが負った怪我の程度や後遺障害の内容については争いがなく、争点は本件後遺障害について保険会社に支払い義務があるか否か、支払い義務があるとして、Aさんの損害額をいくらと算定するかでした。

前者について、本件障害結果が本件事故によるものが明らかであること、仮に保険会社の主張するように病院にミスがあったとしても、その治療行為は本件事故によって引き起こされたものであるから責任を逃れることはできない事、さらには、加害車両と病院双方に責任があるとしても、それは加害車両と病院側の問題であり、こちらが保険会社に適切な賠償額を請求することを阻む理由にはならないこと等を主張していきました。また、損害額について、当時Aさんは無職でしたが、同世代の平均賃金を参考にした賠償額の提示を行いました。

保険会社もなかなかこちらの主張を認めてきませんでしたが、最終的には、こちらの主張を概ね取り入れた内容で示談となり、賠償額は弁護士介入前の2倍以上となりました。

交通事故は日々様々なところで大量に起きており、多くの事案は裁判を行わず交渉で終結することが多いです。それ自体は早期解決に資するものでありよいことではありますが、保険会社はときおり独自の主張を貫き、裁判になった場合の賠償額と比較し、極めて低い金額を提示してくることがあります。
保険会社の提示してきた示談内容に納得がいかないという方は、一度弁護士に相談することをおすすめします。

担当弁護士

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