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勉強会レポート

高次脳機能障害に関する勉強会

平成29年6月7日

平成29年6月7日、東京本店にて、後遺障害に関する勉強会を開催し、交通事故専門チームに所属する弁護士が多数参加しました。今回のテーマは、「高次脳機能障害」についてです。

後遺障害の申請については、前回の記事で触れたとおり、傷病や検査、等級認定の基準等、さまざまな観点から検討することが必要です。

前回の記事:【後遺障害に関する勉強会を開催しました】

勉強会風景1

交通事故によって脳に損傷を負ってしまった場合に、後遺障害として残ってしまう「高次脳機能障害」という障害をご存知でしょうか。事故で頭部を強打してしまった場合、脳挫傷・くも膜下出血・びまん性軸索損傷等、脳そのものが傷ついてしまうことがあります。脳内にできてしまった血腫等は手術で取り除くこともできますが、脳そのものの働きについて、後遺障害が残ってしまうことがあるのです。

具体的には、記憶力や注意力、集中力が低下してしまい、遂行機能(目的を持った一連の活動を効果的に成し遂げるために必要な機能)に支障が出てしまうこともあれば、事故前と比べて怒りっぽくなってしまったり、子どもっぽい性格になってしまったりすることもあります。また、ものの名前や日付がわからなくなってしまう、行き慣れた場所へたどり着けなくなってしまうということもあるため、事故前と同様の生活を送ることは難しくなってしまいます。特に、今まで問題なく仕事ができていたにもかかわらず、周囲の助けが必要になってしまったり、長時間働けなくなってしまったりということもあります。

また、高次脳機能障害は、骨折や顔の傷跡等とは異なり、目に見える障害ではないため、後遺障害として残存した場合の立証が難しいとされており、特殊な検査や診断書等が必要です。

今回の勉強会では、まず、高次脳機能障害という傷病について医学的な観点から検討を行いました。高次脳機能障害が残るような原因疾患はなにか、意識障害のレベルの見方、CTとMRIの違いや、担当科について、高次脳機能障害の患者さんに実施される神経心理学的検査について等、弁護士にも専門的な知識が求められるため、それぞれの用語や検査内容についてきちんと確認しておくことが重要です。

次に、自賠責保険における高次脳機能障害の認定基準は非常に抽象的であるため、認定を受けた等級が妥当なものかどうかについても細かく検討が必要となります。そのため、認定基準についても検討を行いました。

高次脳機能障害が残存した場合に認められる可能性のある等級は以下のとおりです。

後遺障害表 後遺障害表

ご覧のとおり、「労務に服すること」ができるかどうかを基準に認定されることがおわかりいただけるかと思います。また、等級が異なるだけで自賠責保険から支払われる金額も大きく異なるため、等級に関しては慎重な判断が必要です。

勉強会風景2

では、実際の手続きにおいて重要なポイントはなんでしょうか?

今後、高次脳機能障害の被害者の方をお手伝いするにあたって、実際に担当したことのある弁護士が主導となって、今までのケースを共有していきました。高次脳機能障害においては、治療やリハビリのために通院や検査を実施する必要があるのはもちろんのこと、後遺障害が残ってしまった場合に備えて、準備しておくべきことがたくさんあります。

医師は、治療については詳しくても、後遺障害の認定手続等、実務的な部分には明るくないのが実情です。ベリーベストでは、被害者の方の受傷直後からお手伝いをしていますので、治療中から準備しておくべきことや、フォローすべき症状についてもアドバイスすることができます。被害者の方達がきちんと治療に専念でき、その後の後遺障害認定や示談交渉にスムーズに対応できるよう、弁護士が検討すべきことについて改めて意見を出し合いました。

また、高次脳機能障害によって実際に変化してしまったことや日常生活への支障については、医師よりもご家族の方が詳しいのはいうまでもありません。そこで、ベリーベストでは、医師に作成してもらう書類以外にも、ご家族にも報告書や陳述書を作成してもらっています。また、場合によっては職場の方に書類をお願いすることもあります。被害者の方や周囲の方が困っていることをありのまま後遺障害の審査機関に伝えることが重要であると考えているからです。

勉強会風景3

そこで、これまでにどういった書類を取得したか、どういった内容であれば効果的かについて検討を行い、実際に提出した書類の内容について確認しました。

ベリーベストでは高次脳機能障害のような脳損傷に伴う後遺障害の認定実績が多数あるため、実際の症例等を用いて必要な検査や認定されるポイントを勉強会を通して共有することができます。被害者の方やご家族に適正な補償を受けていただくため、また少しでも社会復帰の一助となるため、ベリーベストの交通事故専門チームでは、勉強会等を通して日々研鑽を積んでいます。

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